日本フリーザー

日本フリーザーの超低温フリーザーについて、HC冷媒を使うSF・NFシリーズの温度帯と容量、100V機の仕様を公式製品ページの範囲で整理します。製造主体と型番の対応は確認中のため、確認済みの事実だけを載せます。

日本フリーザーに相談が向く研究施設

日本フリーザーは研究用の低温保存機器などを扱う会社です。超低温フリーザーの製品ページでは、HC冷媒を使うSFシリーズやNFシリーズを案内しています。まず必要な温度を決め、その温度に対応する型番と収納方法を確認したい施設の相談候補となります。

同じ「超低温フリーザー」という呼び名でも、-30~-40℃の機器と-80℃付近で使う機器は同じ用途ではありません。同社のSF・NFの紹介から、すべての型番が-80℃で使えると判断しないでください。研究施設の超低温フリーザーでは温度別の確認点を整理しています。

HC冷媒を使う超低温フリーザー

公式の製品一覧では型番ごとに冷媒、冷却性能、容量、電源などが記載されています。シリーズの特徴を一台の仕様として合成せず、候補の型番を決めて読みます。ここではSF-3120HCとNFシリーズを例に、確認すべき値を分けて紹介します。

SFシリーズ

SF-3120HCはR290を採用する縦型で、有効内容積310L、電源はAC100V・50/60Hz・15Aと案内されています。冷却性能は周囲温度30℃の条件で-30~-40℃です。外形寸法は幅660×奥行675+35×高さ1,840mm、質量75kgと公表されています。

同じSFの名称でも、SF-53UHCはHC混合冷媒、530L、冷却性能-40~-50℃という別の仕様です。SF-3120HCの冷媒と、SF-53UHCの容量・温度を一台の特長のようにまとめないようにしましょう。

NFシリーズ

NFシリーズはHC混合冷媒を使い、周囲温度30℃の条件で-45~-60℃と案内されています。NF-75HCの70LからNF-500HCの477Lまで、容量の異なる機種が掲載されています。具体的な収納量は、ラックや箱を置いた状態で確認する必要があります。

SF-3120HCが-60℃に対応すると読み替えたり、NFシリーズの温度から-80℃保存が可能だと推測したりしないでください。必要な保存条件を先に伝え、適合する型番を販売元へ確認します。

日本フリーザー公式サイトでSF・NFの製品仕様を見る

直冷・無風の構造

SF-3120HCは棚冷却の直冷式として案内され、自動霜取りを行わない構造が紹介されています。収納物を置く位置、棚の使い方、霜取りや清掃の進め方は、対象製品の取扱説明書で確認してください。直冷や無風という説明を、すべての試料の品質が保たれるという保証に置き換えないことが大切です。

扉の開閉頻度や収納容器が変われば、利用者が行う管理も変わります。試料の取り出し順、棚ごとの管理、清掃や点検で止める場合の移し先を含めて相談します。冷却方式の特徴だけで他方式より優れているという順位にはしていません。

他社の製品分野も見たい場合は自然冷媒機器メーカー一覧へ戻れます。温度帯や使用目的が違う機器を同じ表で勝敗にせず、施設の条件に合うものを確認してください。

納入実績の公表

同社は公式の納入実績ページで研究施設や企業への納入を紹介しています。京都大学の施設に関する記載にはCLN-50UWやGS-5210HCなど、SF・NFとは別の型番が含まれます。会社として研究分野の納入実績があることと、今回候補にするSF・NFの実名採用が確認できることは別です。

掲載先の名前だけから、同じ用途や温度条件で使われたと推測しないでください。実績を選定材料にする場合は、対象型番、利用目的、保存温度、設置条件を確認し、自施設との違いを整理します。出典は日本フリーザーの納入実績です。

相談前に確認したいこと

相談では、必要な温度、現在と将来の保管量、ラックや箱の寸法、電源、搬入経路を用意します。庫内の温度記録、警報、遠隔への連絡に関する機能は、型番とオプションを分けて確認してください。製品ページに見当たらない機能は、非対応と決めず販売元へ問い合わせます。

また、日本フリーザーの会社情報には生産協力会社が掲載されていますが、その一覧だけから個々のSF・NF型番の製造主体を確定することはできません。本ページでは「同社が扱う製品」として紹介し、すべて自社製造であるとは記載していません。製造・供給元の確認が必要な調達では、対象型番を明示して照会してください。

研究用の保存庫を選ぶ前に、試料ごとの保存条件を施設の手順書で確認します。機器メーカーが公表する設定可能範囲は、その試料の品質を保証する値ではありません。温度が上がった場合に許容できる時間、取り出しの頻度、記録の残し方は、研究責任者や試料管理の担当者が決める事項です。

容量はリットル数だけでなく、現在のラック、箱、チューブを置いた状態で確認してください。棚の位置や引き出しの区切り、扉を開けたときの取り出し方によって、実際に使える収納量は変わります。将来の増加分を含む一覧を作り、必要な収納部材が標準品か別売品かも見積もりで分けましょう。

試料の移し先は、保管量が増えた後も使えるかを定期的に確認します。予備庫があっても空き容量や温度帯が合わなければ退避先になりません。移送用容器、鍵、休日の入館手続き、連絡先を一緒に整理し、実機の警報試験と施設側の連絡訓練を別々に行う計画を立てます。

設置の可否は本体の幅・奥行き・高さだけでは決まりません。扉を開く空間、吸気・排気に必要な距離、点検時に部品を外す空間を、対象型番の図面で確認します。壁際へ置けるか、周囲の機器から熱を受けないか、清掃時に手が届くかも配置図へ書き込みましょう。必要な離隔距離は製品ごとに異なるため、共通の寸法を当てはめないことが大切です。

搬入では、建物入口から設置位置までの曲がり角、扉、エレベーター、段差を順に測ります。本体の寸法と梱包状態の寸法は別です。床やエレベーターの荷重条件、搬入時の養生、既存機の搬出経路も販売元に伝え、設置当日に機器が通らない事態を避けます。

電源は電圧だけでなく、相数、周波数、必要な回路容量、接地、コンセント形状を電気工事の担当者と照合します。同じ電圧の機器でも既設の回路を共用できるとは限りません。電源工事、排水、固定、搬入作業のどこまでが見積もりに含まれるかを分け、別途手配する作業を残さないようにします。

収納部材を流用したい場合は、現在のラックと箱の外寸、材質、入れる向きを一覧にします。庫の有効内容積が大きくても、棚や扉の区切りに合わなければ同じ数を収納できません。試料の量だけでなく、普段の取り出し順や管理番号の付け方も伝え、収納品と必要な別売部材を確認してください。

検収の条件も導入前に決めます。指定の設置場所で運転を開始した後、温度の記録、警報の動作、操作説明、書類の受け渡しをどの順番で確認するかを販売元とそろえます。メーカー公表の無負荷試験の値を、施設で試料を入れたまま行う受け入れ試験の条件へそのまま流用しないようにしましょう。

研究の要件で校正や追加の温度計測が必要なら、標準機能と分けて相談します。どの位置をどの計器で測り、どのように記録を残すかは、施設の管理手順に沿って決めます。機器の仕様だけで調達要件が満たされるとせず、担当者間で確認した事項を見積もりや受け入れ計画へ残しておくと、納入後の行き違いを減らせます。

会社概要

会社の基本情報は公式会社案内で確認できます。製品の供給や修理の相談では、本社所在地だけで対応範囲を判断せず、設置地域を担当する窓口と契約内容を確認しましょう。

公式サイトでSF・NFの仕様を見る

基本情報

項目公表情報
会社名日本フリーザー株式会社
本社東京都文京区湯島3丁目19番4号
設立1974年3月15日
公式製品情報超低温フリーザーの製品一覧

出典は日本フリーザー会社概要です。研究用途の条件を整理して、公式製品ページで対象型番を確認するへ進んでください。